Atomicテーブルの置換
Dorisは、2つのテーブル間でのアトミックな置換操作をサポートしており、OLAPテーブルにのみ適用可能です。
適用可能なシナリオ
時として、ユーザーはテーブルデータを書き換える必要がありますが、データを削除してからインポートすると、利用不可能な期間が生じてしまいます。このような場合、ユーザーはCREATE TABLE LIKE文を使用して同じ構造の新しいテーブルを作成し、新しいデータを新しいテーブルにインポートしてから、古いテーブルのアトミックな置換を実行できます。パーティションレベルでのアトミックな上書き操作については、temporary partition documentationを参照してください。
構文
ALTER TABLE [db.]tbl1 REPLACE WITH TABLE tbl2
[PROPERTIES('swap' = 'true')];
テーブルtbl1をテーブルtbl2で置き換えます。
swapパラメータがtrueの場合、置き換え後、tbl1のデータは元のtbl2のデータとなり、tbl2のデータは元のtbl1のデータとなります。つまり、2つのテーブルのデータが入れ替わります。
swapパラメータがfalseの場合、置き換え後、tbl1のデータは元のtbl2のデータとなり、tbl2は削除されます。
原理
テーブル置き換え機能は、以下の一連の操作をアトミック操作に変換します。
テーブルAがテーブルBで置き換えられ、swapがtrueの場合を想定すると、操作は以下の通りです:
- テーブルBをテーブルAにリネームします。
- テーブルAをテーブルBにリネームします。
swapがfalseの場合、操作は以下の通りです:
- テーブルAを削除します。
- テーブルBをテーブルAにリネームします。
注意事項
swapパラメータがfalseの場合、置き換えられるテーブル(テーブルA)は削除され、復旧できません。- 置き換え操作は2つのOLAPテーブル間でのみ実行でき、テーブル構造の整合性はチェックしません。
- 置き換え操作は、テーブル名に基づいて権限チェックが行われるため、元の権限設定は変更されません。